今年のベストワンは楳図かずお先生初監督の「マザー」!

最近やっと時間ができて映画を見ているのですが、ダントツに面白かったのが、あの楳図かずお先生の初監督作品「マザー」でした!

あらすじはどこかで検索していただくとして、主人公は片岡愛之助演じる楳図先生ご本人で、いつもの赤白のボーダーシャツで登場します!

この時点でまともな映画になるとはとても思えなかったのですが、想像をはるかに越えるぶっとび具合で上映中ずっと興奮させられました! そして、ただぶっとんでいるだけではなく初監督とは思えない程の高い作品のクオリティーに驚きました。

楳図先生とその亡くなったお母さんとの話がホラータッチで描かれるのですが、まず相当怖い。 Jホラーの最高レベルにも匹敵する恐怖演出で、ホラーで最も重要な「何をどこまで見せれば最も効果的か」ということが完全に理解されている。 そして素晴らしいストーリーテリングの技術で観客を物語にグイグイ引きずり込むのです。

しかもそこにとどまらず、そこからの飛躍がすごい!

想像を絶する展開に思わず爆笑してしまうのですが、これだけ高いレベルで恐怖と笑いを創造できるのはさすが楳図先生! さらに人間の底知れない心理も描いている。これこそエンターテイメント!

病室で看護婦に憑依して襲って来るお母さん(!)と対決する楳図先生は、あの傑作「エクソシスト3」のワンシーンを彷彿とさせてひたすらしびれました!

楳図漫画を知らない方には「なんじゃこりゃ…!」となるかもしれませんが、これを見た後では、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」も「猿の惑星 新世紀」もドキュメンタリーの衝撃作「アクト・オブ・キリング」も普通すぎて…。

自分の母親への想いを、このような形で表現してしまうのは、世界広しといえども楳図先生だけでしょう。

今年見た映画のベストワンです!

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